毎週のようにスニーカーの争奪戦が繰り広げられているこの時代。
抽選で外れた！SNKRSで買えなかった！というあなた、ラクマやヤフオクでお目当てのスニーカーを探していませんか？
正規で買えなかったスニーカーがフリマアプリを通して個人売買で簡単に購入できるようになりました。しかし、個人売買にはリスクも伴います。
その一例が、今回のテーマ「ニセモノ」です。
日本のスニーカーブームが起こり始めた1990年代に比べ、スニーカー市場も大きくなり、
その分フェイクカルチャーも発展し、ニセモノのクオリティも上がっているのです。
ニセモノと気づかないまま購入し、後々売ることを決意した場合、買取業者に買取り不可と言われて初めて気づくという方も少なくないそうです。
そうならない為に、ここでいくつかポイントを押さえておきましょう。
ナイキスニーカーの本物・ニセモノ見分け方
見分け方（真贋）においてチェックする場所は多く、細かく上げると以下の箇所を確認します。
今回はAIR JORDAN 1 HIGH OG TRAVIS SCOTTで例を挙げていきます。
ここからご紹介するスニーカーの画像は正規品のスニーカーです。
チェックする箇所とは
本物のナイキスニーカーを知っておく
まず、本物とニセモノを見分ける大事な手段として、「本物を知っている」ということです。
まったく同じモデルを比べなくても、ナイキのスニーカーにたくさん触れておくと、いざニセモノに出会ってしまったとき、「ん？なにか違う。。」違和感を感じることができます。
信頼できるところでスニーカーを入手するのと同じくらい大事な条件として、本物を知っておくというのもとても重要なことです。
見分けるときに、間違い探しをするような感覚で見極めを行うことができます。
全体像
本物とニセモノでは形自体が違う場合もあるため、全体像のチェックは最初に必要になってきます。
また特徴的なマーク（スウッシュ）やアッパー部分、縫い方などもチェック箇所として挙げられます。
・スウッシュの形はちゃんと整っているのか
・縫い目は均等で雑ではないか など
ワッペン・サイズタグ
次に、タンのワッペン部分や内側のサイズタグなどが挙げられます。ステッチの感覚や書体なども確認を行います。サイズタグに関しては最近のニセモノの再現度が高く、ここだけで判断することは難しいです。
また、インソールのプリント、形状も確認していきます。
インソールが接着材で付いているモデルに関しては接着の仕方、踵部分のステッチなども重要なポイントです。
・内側のサイズタグのフォントの大きさ、文字の間隔は均等か・タグの質感 など
付属品
付属品に関してもチェックが必要です。
日本国内の販売アイテムには通称黒タグといわれる日本語表記のカードタグが付属。
またNIKEのオンライン購入で付属する納品書、替え紐やシューキーパーなども確認が必要です。
箱のシールやタグとスニーカーをつなぐバンドも例外ではないです。
ただ、付属品だけ本物という場合も最近多く見られますので、スニーカー本体をチェックした後に付属品をチェックすることをおすすめします。
・シューキーパーはスニーカーのサイズと合っているか
・黒タグの漢字表記、品番は合っているか など
以上が本物かニセモノを判断するチェック項目です。
状態や初期不良による細かな相違は多くありますが、
買取業者などは各社の判断基準の元、買取が行われているようです。
本物・ニセモノの一例
ここではナイキスニーカーのよく出回るニセモノの一例をご紹介します。
黒タグの字体が濃く、紙質が異なるものや、AJ1特有のウィングロゴの文字間隔、文字幅書体などが違っています。
本物
ニセモノ
本物
ニセモノ
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回はNIKE AIR JORDAN 1 HIGH OG TRAVIS SCOTTで例を挙げていき、本物かニセモノかを見分けるためのチェック項目をご紹介しました。
フリマアプリやオークションを利用する場合はきちんと過去の取引評価をチェックすることをおすすめします。
これで少しでもニセモノを購入するリスクが減ることを祈ります。